2017年09月 / 08月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫10月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
EDIT  |  --:--  |  スポンサー広告  |  Top↑

2007.11.29 (Thu)

The market for lemon

今日のある講義でのテーマがこれでした。どこかで聞いたことがあると思いつつもレモンの話だろうと聞いていたら「中古車…」と続いてようやく眠ってる引出しが開かれました。
どんなことかといいますと

中古車市場に8割の良質な中古車と2割のぼろ車(=レモン)がある時、これは良車に100万円、レモンに20万の価値があるとします。

中古車市場にAさんが中古車を探しに来た時、車一台を購入した際の期待値はいくらになるでしょう?

続きです

【More・・・】

この答は80*0.8+20*0.2=84で84万円となります。班長さん正解です。
では、このことが後にどういったことを招くのでしょうか。
この市場条件の時中古車ディーラーは儲けを1割受け取るとして84-8の約76万で車を買い取るとします。その時、車の売り手はどういった行動を取るのでしょう。選択肢は二つで、この市場で売るか・売らないか。

良質な車の所有者は本来レモンが混じらない市場であれば100万の価値のある車は90万円で売れたはずです。ということでこの市場では売却しません。
対して、レモン車を誰かに売りつけてしまいたい所有者は76万という本来の価値からは考えられない値がついているので、当然売却します。
そう、これはゲーム理論でした。

こういったことが続いていくうちに市場でのレモンの割合は3割、5割と加速度的に増していき、何も策を取らなければついには欠陥車しか集まらなくなってしまうでしょう。この結果中古車を購入しに来た消費者は20万円までしか出さないようになってしまう、というのがこのお話の結末です。

中古車に限らず買ってみなければ品質の分からないものの市場のことを経済学的にレモン市場というようです。身近なところではヤフーオークションでのipodやニンテンドーDS等の取扱はまさにレモン市場でジョーカーの押し付け合いになっているような気がします。それだけならまだしも最近の各食品メーカーの品質偽装問題にまでレモン市場が拡がっているのかと思うと、もはや神様に運頼みするしかないのかな。

今回は講義で心に残ったことをたまには文章に残してみようかなと思いブログに残すに至りました。勉強してみたいことは際限なくいろいろあします。自分が何屋さんになるのか、難しい問題です。
EDIT  |  00:31  |  学校生活  |  TB(0)  |  CM(2)  |  Top↑

Comment

風変わりな相場師の答え 84万円
班長@ |  2007.11.29(木) 01:13 |  URL |  【コメント編集】

市場原理からすれば、84万以上の価値が創出されない市場に
100万の車を拠出するのは馬鹿げていますね。
消費者が高いなぁと、買わないので。
ということで、20万で。
isi-oka |  2007.11.29(木) 14:41 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。